副業にオススメの動画編集ソフト4選!稼ぐための選び方も解説

動画編集
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こんにちは、動画編集者のクロダイです。この記事では、

・動画編集ソフトは種類が多すぎてどれを使えばいいのか悩む…
・動画編集を副業にして稼ぐならどの動画編集ソフトがオススメ?

このような疑問を持った方の疑問を解決するべく、動画編集歴4年、現在も動画編集で飯を食っているフリーランスの動画編集マンである私が、

・趣味の動画編集ソフトと稼ぐための動画編集ソフトの違いと選び方
・動画編集で副業をするうえでオススメな動画編集ソフト

について解説していきます。

動画編集ソフトを何にするのかってボンヤリ考えがちですが、実は意外と収益額の増減に響いてくる要素です。

これから動画編集を始めたい、動画編集を副業・本業にして稼いでいきたいという方の参考になれば嬉しいです。


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稼ぐための編集ソフトと趣味の編集ソフトの選び方

そもそも、趣味でやる動画編集と副業などで稼ぐためにやる動画編集では、編集ソフトの選び方が異なります。

「クライアントからの需要があるかどうか」を見極めるのがポイントです。

動画編集ソフトにクライアントからの需要なんてあるの?
動画が編集できれば何でもいいんじゃないの?

と思うかもしれませんが、ここを意識しなければ案件の獲得量がガクッと下がってしまうのでご注意ください。


趣味でやる動画編集のソフトは何でもいい

「趣味でやる動画編集」とは、

家族の動画や旅の動画などを記念に残すために編集しようかな!

ちょっとユーチューバーみたいなことをやってみようかな!

といったような、利益は考えない動画編集のことです。

この場合、動画編集ソフトは好きなものを選べばOKです。個人で楽しむための動画編集だからです。

なので、無料の動画編集ソフトを使っても何も問題はありません。

編集が雑だろうと、クオリティが低かろうと誰も文句は言いませんので、編集ソフトの種類はそこまで関係ありません。

ただし、動画編集を副業や本業として稼ぐなら、できることが限られる無料の編集ソフトでは厳しくなってくるのが現実。

多少の出費は必要…ですが、年間で数万円程度。稼げるようになればすぐに回収できるので安心してくださいね。


副業用の動画編集ソフトは需要で選ぶ

一方、副業や本業など、案件をクライアントからもらって収入にするための動画編集は、どの編集ソフトを使うかはとても大事です。

どういった編集ソフトを選ぶべきかというと、

クライアントの需要が高い編集ソフトを選ぶ

これ、かなり大事になってきます。

理由としては、指定の動画編集ソフトを使うように依頼してくるクライアントが多いからです。

動画編集の案件を手に入れるためには「ランサーズ」や「クラウドワークス」といった、クラウドソーシングサービスで案件を探すと思いますが、こちらをご覧ください。

ランサーズにおける動画編集案件の募集ページの一例です。

【Premire Pro必須】急募!初心者も歓迎・5分程度の漫画アニメの制作 / 1本2,000円
英語チャンネルでの動画編集者募集中! 下記のような動画を制作できる方を募集しています。 【漫画動画イメージ】 5分程度の動画になります。 【主な作業内容】 ・イラスト、音声の受け取り ・イラスト・ナレーションの挿入  ※必要に応じてアニメー...
【尺10分前後】Adobe Premire Proを使用した動画編集(テロップ挿入,カット,)
■ 依頼の目的・背景 全50本の動画編集案件です(募集人数によって一人当たりの本数は変動) 企業案件として受けたのですが、納期が近いためお手伝いいただける方を探しております。 動画自体は全て撮り終えており、テロップとして入れるテキストも文字...

「Premire Proで編集してください」といったような、編集ソフトを指定された案件が数多くあります。

募集タイトルに書いていなくても、募集条件を見ると編集ソフトを指定されている…ということも多々あります。

なぜ編集ソフトの指定があるのか?それは…

クライアントが編集データをお互いで共有したいという目的があるからです。

こういったクライアントは、動画編集を手伝ってくれる人を依頼し、編集データを納品してもらい、修正や微調整を自分でやる」、といったことを行っているわけです。

クロダイ
クロダイ

私自身も動画編集を行っていますが、案件が増えてくると編集の一部をお任せし、納品データをチェックし再編集するということを行っています。

他にも、「初めての依頼の方にはサンプルとして過去データを共有する」ということも行ったりします。

そのため、編集データを共有するために動画編集ソフトを合わせなければならないのです。

でも、編集した動画だけを納品希望のクライアントの案件だけにすればよくない?

クロダイ
クロダイ

それも一つの手段ですが、応募できる案件の母数が限られてしまうので、得策ではないです。


確かに、編集済みの動画だけを納品してほしいというクライアントもいますが、それでは応募できる案件が限られてきてしまいます。

特に実績のない序盤では、応募しても落とされることがほとんどなので、応募できる数は多い方がいいです。

また、過去の編集データをもらうことができると、編集技術の向上や、引き出しの数を増やすのにも非常に役立ちます。

特に動画編集を始めたての頃は、すでに完成された過去の編集データは、その辺にあるノウハウ本や記事なんかより何倍も勉強になる貴重なデータです。

私も、いろんな編集案件に応募し、クライアントから動画の編集データを共有してもらい、技術を盗んで自分の編集技術を磨いてきた結果、今があります。

なので、どうしてもこれじゃないといけないという編集ソフトへのこだわりが無い限りは、クライアントの需要のことを考えたチョイスをしていくのがオススメです。


副業にオススメの動画編集ソフト4選

じゃあ、具体的にどの編集ソフトが需要が高いの?

ここからは、クラウドソーシングサービスにおける動画編集案件でクライアントから人気の高い動画編集ソフトを3つご紹介します。


『Adobe Premiere Pro(アドビ プレミアプロ)』

まず、最初にオススメしたいソフトが、Adobe Premiere Pro(アドビ プレミアプロ)です。

https://www.adobe.com/jp/products/premiere.html

一番シェアが大きく、クライアントの需要が最も高いソフトとなっています。

これは感覚的にも多いと感じますが、データでも人気の高さが証明されています。

こちらは合同会社ケーエスさんが2023年4月14日~21日にかけて、動画編集ソフトを使っている人300人にアンケートを取った結果です。

引用:【プロが解説】動画編集ソフトおすすめランキングベスト10 | けいすけ(長谷川敬介) – 映像クリエイター/カメラマン

圧倒的にPremiere Proの使用率が高いのがわかります。

月額2,728 円/月(年間プラン)で使用でき、Windows・Mac両方で使用可能。

初心者の方でも少し勉強すれば、最低限の編集はすぐにできるようになります。

迷っている方は、とりあえずPremiere Proを使用しておけば問題ないでしょう。

Premire Proは圧倒的な需要の高さ!迷うならこれ!


『Final Cut Pro(ファイナルカットプロ)』

次にオススメするのは、Final Cut Pro(ファイナルカットプロ)です。

MacのためのFinal Cut Pro
360°ビデオの編集とモーショングラフィックス、4K HDRに対応し、色補正のための高度なツールを備えたFinal Cut Proが、ポストプロダクションに革命を起こします。

理由としては、

Macを使用しているクライアントの使用率が高めということで、そこそこ需要があるからです。

しかしWindowsでは使用できないという点が難点です。

こちらも合同会社ケーエスさんがMacユーザーを対象に、使用している動画編集を調査した結果です。


引用:【プロが解説】動画編集ソフトおすすめランキングベスト10 | けいすけ(長谷川敬介) – 映像クリエイター/カメラマン

Final Cut Proは5.8%と、思ったより少ない数字でした。

しかし、iMovieやCanvaは無料版が充実しているという点でその手軽さから人気が高いということもあり、仕事としての動画編集には少々物足りない部分も存在します。

そこでFinal Cut ProがMacユーザーの動画編集ソフトとしてオススメになります。

実際ランサーズで案件の検索をかけてみた結果…

  • 「Final Cut Pro 動画編集」→634件
  • 「iMovie 動画編集」→224件
  • 「Canva 動画編集」→96件

と、Final Cut Proの人気が最も高く、Macユーザーのクライアントからの需要の高さがうかがえます。

まぁ、「Premiere Pro 動画編集」は3,909件とケタ違いでしたので、やっぱりPremiere Proを選んでおけば間違いないようです。笑

お値段は年間36,800円です。

Macユーザーで他の人と差をつけたいならFinal Cut ProでもOK!


『YMM4(ゆっくりムービーメーカー4)』

3つ目にオススメしたいのが、YMM4(ゆっくりムービーメーカー4)です。

ゆっくりMovieMaker4
ゆっくり実況プレイ動画用動画編集ソフト「ゆっくりMovieMaker4」の配布ページです

あまり聞いたことが無い人も多いと思いますし、他のサイトでもあまり紹介されていないと思います。

YMM4はニッチな層に需要が高い編集ソフトです。

ランサーズでの「YMM4 動画編集」の検索結果は、なんと2,025件!

それもそのはず、

YMM4は「ゆっくり実況」「ゆっくり解説」などの編集ができる編集ソフトだからです!

よくある、「ゆっくり霊夢です!」「ゆっくり魔理沙だぜ!」の女性2キャラの掛け合いでおなじみの、機械音声の動画。

この「顔出し無し」「声出し不要」といった手軽さで面白い動画が量産できる素晴らしさから、YMM4の需要が爆発中。

Windows・Mac両方に対応していますし、ソフトも無料(営利目的で使用する場合はライセンス料が必要)で使用できるため、あえてPremireなどの正統派を捨ててYMM4で勝負するのもありだと思っています。

私もPremire ProとYMM4の二刀流でガンガン稼いでいます。

クライアントの需要に完全特化!流行に乗って稼ぐならYMM4も選択肢の1つ!


『Filmora12(フィモーラ)』

番外編としてオススメしたいのがFilmora12(フィモーラ)です。

[公式]動画編集ソフトWondershare Filmora 13(フィモーラ 13)
【公式】動画編集ソフト - Wondershare Filmora(フィモーラ) 誰でも簡単な操作でハイクオリティな動画に仕上がる!エフェクト・音楽・ステッカー・タイトルなど提供素材が2000種類以上!

こちらは正直なところ、動画編集のクライアントからの人気はそこまで高くありません。

「Filmora 動画編集」での検索結果は144件でした。

しかし、なぜオススメなのかというと、

初心者に優しく、視覚的に動画編集がしやすい&技術が無くてもハイクオリティの動画が作れるという点です。

ここまでご紹介したソフトは、小さなところまでこだわることができ、高品質な編集ができる弊害として、初心者にとっては少々操作が複雑なところがあります。

そこで私は、動画編集に慣れるために「Filmora」をお試しで使うというのを推奨しています。

実は私自身も、最初はFilmoraで自分が撮影した動画を編集し、YouTubeに投稿していました。

こちらは初めて私が編集した動画です。初めてにしては上出来だと思いませんか?

当時Filmoraを選んだ理由としては、値段の安さ。

Premire Proが月額2,728(年間32,786円)、Final Cut Proが36,800円に対し…

Filmoraは年間プランで6,980円、買い切りタイプの永続ライセンスでも今なら8,980円で使用ができます。

この安さが、動画編集をやっていけるか不安だった私にはちょうど良かった。

操作も、初心者でも視覚的にできる簡単さ、豊富なテンプレートもあり、初めての動画編集でも楽しく編集することができ、感動しました。

なので、

  • 動画編集をやってみたいけど続くかどうか不安、向いてるかどうか不安だという方
  • 動画編集とはどんなものなのかをまず勉強してみたい

このような方は、ぜひお試し感覚で導入してみてほしいです。

動画編集初心者で一旦練習したいなら安くて初心者向けのFilmora!


まとめ

以上が、オススメ動画編集ソフト3選と番外編の1つのご紹介でした。

・稼ぐための動画編集ソフトは「クライアントの需要の高さ」で選ぶ
Premire Proを使っておけば間違いなし
・MacユーザーならFinal Cut Proも候補
・変化球のYMM4で強みを作るのもあり
・練習するならFilmora

これから長く付き合っていく動画編集ソフトは、あなたの相棒になります。

ぜひ今回の記事を参考にして、あなたに適した動画編集ソフトを選んで、バンバン稼いでいきましょう!